昨日、先輩が送金処理をし終わった後に裏でこっそり処理結果を確認していたら、40件・合計約300万円の送金漏れがあることが判明しました。
たまたま送金漏れを防ぐ仕組みをこっそり開発していたので、そのテストをしていた最中だったのですが、まさかテスト初日に引っかかるとは…。逆にビックリしました。
もし「たまたま」がなければ40人の方からクレームが来る事になったので、それを未然に防いだ訳ですから本来ならば社長賞モノ(とはいかないまでも、部長からお褒めの一言くらいは…)なのですが、みなさんシステムに疎いので、結局「偶然見つけたのね」で終わっちゃいました…orz
それにしても「人為的ミス」というのは怖いですね。それに対抗出来るのは「IT」しかありません。
そもそも人間のする事には必ずミスが付き物ですが、ではITを使用すれば全てのミスが防げるかというと、そんなことはありません。でもかなりの確率で減らすことは出来ます。
今日のニュースでは「ITの不備」で起きたミスが報じられていました。
東証に約107億円賠償命令 ジェイコム株「1円」誤発注訴訟
→ みずほ証券が「61万円で1株売り」とすべき注文を「1円で61万株売り」と誤って発注し、それを東証のシステムが検知出来ず、さらには取り消しも出来なかったという事例です。
市“人為ミス”認める 中原区の水噴出 4日にも漏水 点検立ち会い名ばかり
配水所に約十八万トンが送水される予定で、交換した基盤に、その数値を入力しなくてはならなかったが、水道局によると、業者が数値設定をゼロのまま交換した。このため、通常約60%開いている水量調節の弁が、5%まで急速に閉じ、管内の圧力が二倍以上に上昇。
うーん。。。目検(めけん)&ITの「合わせ技」が重要って事ですね。